【時間を生み出すテクニック:11】ストレスを味方にする
ストップウォッチ

こんにちは
クエスト大王です。

前回は「自分の承認欲求を理解する」
この事をメインにお伝えしました。

これは『気分が悪い』状態を回避して、
冷静な気持ちでいられるテクニックです。

こうすることによって、
無駄な時間を省くことが出来、
効率的に時間を使えるようになります。

⇒ 『時間を生み出すテクニック:承認欲求を操る』

さらにこれを応用すると、
人間関係を改善することが可能になり、
『お願い』を聞いて貰いやすい環境が出来ます。

・・・というのは、

自分の承認欲求が理解できるようになると、
相手の承認欲求が見えてくるからです。

『私はあなたのことを見ていますよ』

『私はあなたのことを認めていますよ』

相手の立場で考えた時、このような人は
『自分の理解者』であり、『味方』ですよね?

言葉を変えると『友人』や『仲間』とか、
『ファミリー』という意識にもなりやすいです。

だから、コチラのワガママも聞いて貰いやすいのです。

そうすると、自分一人では時間的に出来なかった
いろんなことが、実現可能になるのですよ。

【時間が生み出された】

しかも

特別ムツカシイ事をするわけじゃないんです。

「今日の髪型もキマッテルね(^o^)」

というような挨拶程度の
『自分が言われて嬉しいこと』からでOK

そこからもっと深い部分の承認欲求へと、
掘り下げてみていけるようになると、
『特別な効果』を得られるようになります。

普段は会話すらしたことがない相手でも、
相手の承認欲求を満たすメッセージで、
自分の力強い協力者になって貰えます。

ということで、
前回の記事を再読して理解を深めましょう。

その次のステップがコチラです。

承認欲求の優先順位

自分の中の承認欲求を理解できたら、
それらの承認欲求を整理していきます。

必要な承認欲求と、不要な承認欲求ですね。

必要な承認欲求の中で大事なことに
優先順位を付けていくのです。

こうすると、
自分が幸せに感じるポイントが明確になり、
相手にもそれを伝えられるようになります。

まぁ、恋愛関係などのようなケースでは、
ストレートに伝えるコトが良いとは言い切れませんが、
相手の承認欲求を満たしつつ自分の気持ちを伝えれば
悪い返事になるケースはかなり減るでしょうね。

誰でも、自分をよく見てくれる人が好きです。

でね、見落としやすいポイントが、
実はとても重要だったりするんですよ。

正しくは『見落としやすい』ではなく、
『見ないようにしている部分』です。

多くの場合、コンプレックスになっていることで、
『自分で認められない部分』、『自分の嫌いな所』です。

この部分って、誰かに認めて欲しいとか
まったく考えていないですよね??

ここを掘り下げてみると、
実はとても重要な承認欲求だったりします。

誰にも認められないので、心の平静を保つために
自分で重要ではないことに置き換えているケース。

心の防御メカニズムってヤツですね。

これって自分では気がつきにくいですが、
相手にそこを攻められると弱いはずですよ。

ちょっと横道にそれちゃいましたね(^_^;

承認欲求に優先順位を付けることで、
行動目標がハッキリしてきます。

そして『モチベーションを保つ』コツでもあり、
力強い『アファーメーション』にもなるのです。

なので、コーチングでもここをじっくり見ますよね。

どうすれば自分の本来のチカラを出せるのか?
普段以上のチカラを出せるポイントは何か?

これが承認欲求の優先順位の高いモノなんです。

ストレスを味方にする

『ストレスは多くの病気の原因となる』

なんてなコトが言われてまして、
研究者の中には『ストレスに良い悪いなんて無い』

そこまで言い切ってしまう人達がいます。。。

でも私たちは生きているので、
ストレスを感じなくなるって事は、
死んでいるのと同じ状態になります。

というか、生きている意味も無いし
生きているという実感はないでしょうね。

つまり、いらないストレスと、
良い刺激になるストレスを選び
自らそれをコントロールすること。

これがキーになってきます。

『やる気』を生み出したり、
『達成感』を感じたりするには、
ストレスは不可欠だからですよ。

ストレスを感じることをクリアできることで、
達成感をしっかりと味わえるわけですからね。

また、筋肉や骨を例に挙げれば、
ストレスを与えることで筋力アップし
ストレスを与えることで骨密度が上昇します。

逆にストレスを与えないと、
宇宙飛行士のように自力で歩けないほど
筋肉量が落ち、骨がスカスカになります。

適度なストレスは生きる上で必須なのです。

さて、ストレスには環境に起因するモノと
意思や感情に起因するモノとに分けられます。

暑いとかウルサイってのは環境ですよね?

このようなストレスは不要な場合がほとんどですので
環境を整えて、ストレスを無くすようにしましょう。

逆に、精神的なプレッシャーというような、
意思や感情に起因するモノは、ストレスの元を
正しく認識して、活力に変換したりします。

ここにも承認欲求が強く絡んできます。

こうした記事を丸8年も書き続けてこられたのも、
応援してくれる読者の存在があったからです。

それでは、そのストレスをどうするか。

ストレスから逃げる

ストレスの元を絶つ

ストレスを乗り越える

例で言えば、記事の更新をやめちゃうとか、
元になるブログそのものを消してしまうとか、
より良い情報を発信できるように勉強する・・・

いずれにしても、何がストレスなのかを見極めて
ガマンするのか、逃げるのか、乗り越えるのかを
自分で意識して選択していくことが重要です。

私はストレスが原因で心肺停止までいきました。
それでもストレスはあった方が良いと考えています。

ストレスがあるから人は向上します。

それと、
『ストレス』は商売に繋がりますよね(^o^)

参考資料

この記事を書くにあたり、
非常に参考になったのがこちらの書籍です

『反応しない練習:あらゆる悩みが消えていく 
 ブッダの超・合理的な考え方』

今回を持って『時間を生み出すテクニック』は、
一区切りつきましたので終了とします。

解り難かった部分、さらに説明が必要なことがあれば
追加していきますが、ひとまず終了としますね。

それではまた♪