コピーライティングにおいて、

『イメージ(情景)が、ありありと伝わる』

それも、『感情』や『匂い』、『雰囲気』等を伴って
読み手に伝えることが出来ると、物凄い爆発力が生まれます。

小説などを読むと、事細かな情景描写で、
一気に物語の中に引き込まれてしまいます。

「そないゆうても、小説家のようには、よう書かれへんわ」


はい、私も書けません(^_^;
ずっと理系だったし。。

文才のある人なら、それでも良いでしょう。

でも、私のように文才にあまり恵まれていない人は?

そう、私のように『恵まれていない人』は(笑)

・伝えたいメッセージを明確にする
・相手を思いやる

カッコイイ文章は書けなくても、解り易い文章なら書ける。

それは、文才には関係無いですね。

その一つが、

『動いているように書く』

その中で、自分に出来る方法は、

『動作を分解して、手順を追って書く』

以下に参考例文を作ってみました

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■美味しいコーヒーを入れているところ

お気に入りのオリジナルブレンドのコーヒー豆を曳き、
部屋全体に充満するコーヒー豆の香りを楽しみながら、
ドリッパーにフィルターをセット。

ドリッパーを軽く揺すって、
表面をならし軽く抑える。

こうすることで、香りがグッと閉じ込められるんだ。

一度沸騰させたお湯を室温で約1分冷ましてから、
ドリッパーの中心に湯を細く置くような気持ちで
ゆっくりとゆっくりと時間をかけて注ぎます。

来ました来ました。入れ立てのコーヒーの香り!

早く飲みたい衝動を抑えて、ゆっくりとゆっくりと・・・
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どうでしょうか??

と言っても途中までなんですけどね。

『コーヒーの香り』は伝わったでしょうか?
『コーヒー』を飲みたくなったでしょうか?

細かい描写を入れれば、もっと良いかも知れません。
でも、これでも文章が長いと自分では思っています。

もっと短く書いて、イメージが伝わるのが一番イイんです。

例えば、コーヒー豆を曳いたことがあれば、

『オリジナルブレンドのコーヒー豆を曳き
 ドリッパーにフィルターをセット』

余計なことを書かなくても、
この一文だけで、香りがイメージ出来ます。

伝える相手によっては、
細かい描写は逆に『うざい』んです。

ま、プロの作家なら細かく書いても
格好良くできるんでしょうけどね(^_^;

と言う訳で、

『動作を分解して、手順を追って書く』
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覚えておくとイイですよ♪