質問:「サイトにアクセスがありません」
への回答として、下記のように答えることが多いです。
回答:「もっと記事の更新頻度を上げてください」
大抵の場合は、これで解決します。
その理由と、ケースごとの解説が
思いのほか長くなって、遂に3回目になりました。
でも、今回で最後になるからね!
■今までの話
4.キーワードやジャンルの検索数やライバルは?
月間検索数は、『Google Adwordsのキーワード プランナー』で
過去12ヶ月の平均値を知ることが出来ます。
メインとするキーワード、ジャンル全体での検索ボリューム、
そして、それらに対するライバルサイトの数や強さによって、
SEOのしやすさやなどが大まかに掴めます。
実際に、それらのキーワードで検索をしてみて、
サイト数と、上位に表示されているサイトをチェックします。
何をチェックするかというと、
上位に表示されているサイトが企業、大手サイト、
個人のサイト、無料ブログ、非アフィリエイトサイト・・・・
こうしたサイトの主と、サイトの目的を見ます。
今は、被リンク数や被リンク先の質のチェックは
SEOをガンガンやる時以外は見ることはないです。
時間がモッタイナイので。
上位に表示されているサイトの多くが
立派なアフィリサイトだったら、
勝てる相手かどうか微妙なので、
無理に参加しない方が賢明です。
しかし、アフィリサイトが3つくらいなら、
楽にそこに食い込んでいくことが出来ます。
初心者のウチは、このライバルサイトを
詳細にチェックすることで多くを学べますよ。
というか私でも、時間を作って見るようにしています。
そうすると、意外な方法を知ることが出来たり
ダメな部分を見て反面教師にしたり・・・・
ナンにせよ、刺激や情報を受け取ることが出来ますからね。
さて、月間検索数の話に戻ります。
ここでザックリと目的を2つに分けると、
下記のような考え方になります。
ツールなどの量産サイトは、ニッチなキーワード。
メインとなるサイトは、ロングテールなアクセス。
ニッチなキーワードもロングテールも同じ、
というように考えることも出来ますが、
敢えて、ここでは2つに分けています。
※ニッチなキーワードとは、
検索する人が少ないマニアックなキーワード。
※ロングテールは、
様々な複合語や、キーフレーズになります。
そこにはニッチなキーワードも含まれます。
量産ツールにも依りますが、一般的には
ページ数が少なく、含まれるキーワードが少ない場合は
“ニッチなキーワード”で攻めるのが有利になります。
ページ数が多く、テキストコンテンツが多い場合は、
ロングテールなアクセスを期待することが出来ます。
例えば、『アイドルもんすた~』のようなツールですね。
このニッチとロングテールは、
考え方、探し方、運用の違いとなります。
ロングテールの部分に
ニッチなキーワードが含まれている
これが正しい解釈ですので、
ニッチなキーワードを含めての考え方なのか、
ニッチなキーワードだけを狙うのか、の違い。
それと、ニッチなキーワードは、ただ単に、
検索数の少ないキーワードでは無いってコト。
ここ、勘違いしないでね!
前回、アクセス解析を見せたサンプルブログでは、
タイトル名が検索フレーズになるようにしています。
これが、ロングテールでアクセスを集めた結果。
ニッチなキーワードだけで狙った場合は、
月に数件のアクセスしか無くても不思議じゃないです。
でも、成約率が異常なほど高くなるし、
作り込む必要もほとんど無いので、
超簡単で稼ぎやすいサイトになります。
つまり、1サイトに時間と手間のかからない
とても楽なアフィリエイト手法になります。
誰が作っても、成果が上がりやすいので
超・初心者でもいけるのがニッチキーワード。
ただし、アクセス数が少ないのが当たり前ですので
いちいち気にせず、サイトの数を増やしていきます。
ロングテールの場合は、
記事数(ページ数)を増やす。
この違いの説明って見たことがなかったので、
ちょっとクドイ説明になっってしまいました(^_^;
・・・・もうちょっとだけ説明を加えさせてくださいね!
ロングテールな戦略の場合は、
ターゲットの範囲が割と広くなります。
それに対して、ニッチなキーワードの場合は、
極めて狭い、特定のターゲットを狙った戦略になるんです。
だから、分類上はロングテールに含まれていても
同じじゃないってコトを覚えておきましょうね♪
5.キーワードと時期はマッチしているのか?
季節・年中行事などのイベント系キーワードは、
その時期でないと、ほとんど検索されることはありません。
ドラマなども、放送が終了して3ヶ月もたてば
ほとんど検索されることはないでしょう。
出演者がニュースになれば別ですけどね。
こうした時期が限定されるキーワードは、
その時期には大きなアクセス数を期待できます。
ただ、以前のように先にサイトを作っておけば有利
といった単純な状況はなくなりました。
それまでに多くのコンテンツを用意しておいて、
その時期に備えつつ、その時期に重点的に更新させる
といった工夫が必要になってきましたね。
旬な話題や、人気急上昇ワードについても同様です。
オイシイ時期を逃したら、アクセスが激減します。
ですので、調べたのは“いつ?”
というのが重要になりますよね。
6.サイトは量産タイプか? メインなのか?
パワーサイトの場合は、複数のページを内包した総体として
サイトのアクセス数を考えますよね?
しかし量産する場合は、
1サイト当たりでは考えません。
量産したサイトの場合は、
全部ひっくるめて“いくつ”と考えます。
パワーサイトでもそうですが、
全てのページにアクセスが有るわけじゃないですよね?
それと同じように、量産サイトの場合も
全てのサイトにアクセスが有るわけじゃないんです。
量産サイトの場合の1サイトは、
パワーサイトの1ページという風に
アクセスや成果などを考えます。
なのでアクセス解析も、量産サイトの場合は
同じアクセス解析タグで管理します。
パワーサイトの場合は、各ページがトップページの
SEO効果を高め、サイト全体が強くなります。
逆に量産サイトの場合は、チカラが分散されるので
個々のサイトのSEOは弱くなります。
しかし、分散させることでチカラを発揮するのです。
量産系では、分散させることを強く意識しましょう。
『アイドルもんすた~』のようなブログ投稿ツールの場合は、
無料ブログサービスを、出来るだけ分散させるのがベストなんです。
こうすることで幅広くアクセスを集めることが出来るからです。
・・・・ごめんなさい
またまた長くなってしまいました(^_^;
4回目で、ホント最後にしますからね!!