『自分が欲しいモノを知らない』



いきなり、ナンノコッチャと思うかも知れませんが、

欲しいモノが明確な人って、全体からすると極わずかなんです。



この『欲しいモノ』の理解度は、欲求の深さとも連動しています。





で、キャッチコピーを考える時に、対象となる人が

どの段階にある人なのかを理解している必要があります。





それではまず、

『欲しいモノ』の理解度や欲求の深さを5段階に分けてみます。



 1.欲しいモノに気付いていない

 2.欲しいモノを気にしていない

 3.欲しいモノが気になりはじめた

 4.欲しいモノの情報を集めている

 5.欲しいモノを直ぐに手に入れたい



1~2番って、目の前にその商品があっても

興味の対象外になっています。



それに、一体どんな特徴があって、

それを手にすることで何が変わるのかを知りません。





3番の状態というのが、友人・知人が使っていたり、

好きなタレントが使っていたとか、趣味の仲間が持っているとか・・・



何だか良くは分かってはいないんだけど、“気になる”状態です。





4番は、気になってしょうがない、調べないとスッキリできない状態。



この状態の人は、ちょっと背中を押してあげるだけで

購入へと進んでくれますよね?





5番に至っては、



「ゴチャゴチャ説明いらないから早くよこせ!」



って言う状態です(笑)



例えば、

「○○○入荷しました」とか

「○○○在庫あります」だけでOK







もう一度1番から見ていくと、それぞれの状態に応じて、

訴え方が違う事を想像できますよね?





1番の「欲しいモノに気付いていない」人に対して説明するよりも、

3番の「欲しいモノが気になりはじめた」人の方がアピールしやすいですよね?





まずは、キャッチコピーを読んで欲しいヒトを想像して

どの段階にあるヒトなのかを決めていかないと、

どのようなコピーが適しているかが決まりません。



「イッパイ、コピーを書いてみたけど、

 どれが良いんだかわからないんです」ってことになります。





書かないよりは書いた方がイイんですが、

『誰に対して』が無ければ、良いモノにはなりません。







来週は、良いコピーの勉強の仕方について説明しますね