キャッチコピーを考える前に、考えて欲しい事があります。



キャッチコピーを、どのような目的のために使うのでしょうか?



 ・商品に気付いてもらう為

 ・売上げを伸ばすため

 ・本文を読んでもらう為

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まず、キャッチコピーの最大の目的は、



 【次に続く文章を読んで貰うこと】



キャッチコピーだけで完結できることは希です。





例えば、

「今朝○○漁港から届いたばかりのヤリイカ!」



このような商品の場合、多くの説明を必要としませんよね。





しかし多くの商品では、その説明(特徴やメリット)が必要です。



その説明を読んでもらう為に、

キャッチコピーで注意を引くことが必要なのです。







某有名テレビショッピングのCMで、

そのテレビショッピングの使命について語られていました。



想い出に残る品、物との出逢い・・・・





キャッチコピーを必要とする人の使命。



それは、物を売りつけるコトではなく、

「こんな商品もあると言うことを知って貰う」



そう私は考えています。



 【人と物とを結びつけるコーディネイター】です。





この視点がずれてしまうと、単なる押し売りになってしまいます。



『コーディネイトする』と言う考え方がなければ、

ターゲッティングもできません。





「あなたには、この商品が良いのではないですか?」

と提案するのです。



時には強く。





このシリーズでは、キャッチコピーの小技、

テクニック等を主に紹介するつもりです。



ですが、



根幹をなすこの部分を抑えておくことは、

キャッチコピーを考える上で重要なポイントなのです。





そう、



この視点がズレていると、

心に響くようなコピーは考えられないんです。





コピーを読んだ人を楽しませるコピー



思わず感心してしまうようなコピー



続きが知りたくしょうがなくなるコピー







あなたは海外ドラマの「LOST」を見た事ありますか?



世界中で大ヒットしたのには理由があります。



この「LOST」の製作・監督・脚本をしたのが

J・J・エイブラムス氏ですが、ある法則を利用したのです。





それは、謎解きの快感。



謎を解くと、次の謎が表れます。



謎が解けた快感と、次の謎を解きたいという欲求。





これを上手くバランスさせたことが、

大ヒットの要因だと言われています。



と言うか、そのようにインタビューに答えてましたね。





これも、コピーのテクニックなのです。







最後は話しが大きくなりましたが、

注意・関心を集めるには、その先にあるモノが重要なのです。



それは、「LOST」の場合は「驚きと感動」でした。





では我々は、その先に何を見せるのでしょうか?



(商品では無いですよ)







答えは、次回までの宿題にしましょう♪









■編集後記



今、アクセスを集める為には、SEOに時間をかけるよりも

タイトル名などで注意・関心を引くスキルの方が重要になってきています。



検索結果のトップになったからと言って、

昔のようなアクセスの集中はありません。



検索結果の1ページ目でクリックされる確率が50%。

残りは次のページです。



トップのクリック率でさえ、20%に届かないのです。



目を引くタイトル名を探して、次ページ以降に進んでしまうんです。







本物のコピーを学び、コピーライターを目指せるのはこれです。



⇒ 【Mr.Y Total Writing college】