タイトル名は、“いきものがかり”の『明日へ向かう帰り道』の一節。
(『明日へ向かう帰り道』歌詞)
『ひとときの道のりの中 つぶやく言葉を拾う
ひとひらの限られた時間 今まさに暮れてゆく街よ
伸びる影 沈む夕日に 僕らが託された日々の記憶とはなんだろう
強く強く胸を打つ鼓動を信じて 今日の日とあの夕日に別れを告げよう
一つ一つ零れゆく無数の泪は 花となりいつか僕らを潤してゆくのでしょう
閉じかけた胸のしじまに差し込む 一筋の光を連れて家へと帰ろう』
心臓病を患っている人にとっては、
ドキッとするするんじゃないかな。
初めてこの歌詞を見た時には、
胸がグッときてしまって・・・・
私は、心臓病じゃないけど
寝ている時も起きている時も、ずっと、
2秒に1回しか拍動してくれなかったり
心臓がバイブレーターのようにブルブル震えたり、
鼓動を停止して動いてくれないって事を体験した。
だから、【いつか心臓が止まる】ことを知ってます。
止まると、どうなるかも知っています。
今は、普通の身体になり、
そんな事があったことを
普段は忘れてしまってます。
鼓動があるのが当たり前だと、皆、信じてます。
明日も明後日も、3ヶ月後も、1年後も、
きっと心臓は動き続けているだろうと信じています。
でも、いくら信じていても
【いつ動かなくなるかわからない】んです。
なぜ、こんな話しをしたかというと・・・・
【あなたは、本当に自分がしたいことを、今、やっているんだろうか?】
もし今夜、あなたの心臓が止まったとしたら、
あなたは悔いを残さずに死ねるんでしょうか?
ま、余計なお世話ですね。
でも、【大きな変化】は、
いつも突然にやってきます。
だから、
今できることを
今、やっておきたいことを
そして、伝えておきたいことを・・・・・
もし、あなたが疲れ果てて、もう、やる気も出なくなった時、
この話しを思い出してくださいね。
■編集後記
昔は、“死”は身近なモノでした。
しかし今は、
“死”が目に着かないように隠されています。
いくら目を背けたって、“死”はそこに在るのにね。