前回、文章・記事を書く練習に
ニュースなどをネタに感想を書いてみようと述べました。
そうすると・・・・・
まるで、あらすじを説明するような記事を書く方や
小学生のお手本のような無個性の感想文を書く人がいます。
ニュースを解り易く解説するのは、有りですが、
無個性のお手本のような感想文は最悪です。
誰がそんな、「当たり前の感想」を読みたいと思います??
もう一つ、
感想って、評価・分析でも、批評でもありません。
よく映画の感想やクチコミで、批評や批判を書いている方がいます。
それは、
「おまえ、映画の楽しみ方しらねぇだろ」って話しですよ。
上記のクチコミは、他人が書いたモノだから、どうでもイイんですが、
自分のサイトのコンテンツには相応しくありませんよね。
「この映画は、こんな風に見るとオモシロイんですよ」
30年ほど前、自己啓発のセミナーで映画「オズの魔法使い」を
見方を変えて約30名で、2回見たんです。
1回目は、いわゆる「批判的な親」の目線。
(エゴグラムのCritical Parentの意)
⇒ 厳しい心。自分の価値観を正しいものと信じて譲らず、責任を持って行動し、他人に批判的・・・・
2回目は、自由な子供の自我状態
⇒ 自由奔放な心。明るく無邪気でユーモアがあり、わがままで自己中心的である。
そうするとね、
1回目の上映を見終えた後、批判が続出するんです。
「なぜ」とか、「どうして」とか、理論的でないこと
不整合のある部分などなど、理解できない事ばかりなのです。
それぞれのキャラクターに対する疑問や怒り、
「どうしておまえはそんなにバカなんだ」的な。。
トコロが、2回目の上映を見終えたとき、
50才以上の男性も、感動に涙していたんです。
「こんなスバラシイ映画、初めて見た」
いや、2回目なんですけどね(笑)
その時のアリスの気持ちや、脳の無いカカシ、
心の無いブリキの木こりや臆病なライオンに、
自分自身を投影して、感動で涙が止まらないんです!
って、コレを書きながら、その時のことを思い出して
涙が溢れてきています(^_^;
その時に見た映画がコレです ⇒ 【アフィリリンク】
「脳の無いカカシ」の気持ち、理解できますか?
「心の無いブリキの木こり」の悩みを理解できますか?
「臆病なライオン」の最後に見せた勇気、
そのライオンと同じように、心臓をバクバクさせて・・・・
ヒトそれぞれ感じ方は異なりますし、
それぞれ感動したシーンも違って当たり前です。
批判や批評、あらすじを書いた記事では、
誰もアクションを起こしてくれません。
逆に、自分が感じたことをストレートに書くことで
読み手に、その時の感動やイメージが伝わりやすく
自然とアクションを起こしてくれるんです。
「心の無いブリキの木こり」の悩みって、
一見すると共感出来る要素がないように見えます。
でも、見方を変えると「感情を表に出さずに決断を下す」とか
「感情を表さずに、クビを宣告する」とか・・・・
そのような状況下での、自分の体験からくる感想を書いたら?
普段笑うことも、感情を表に出さないヒトでも
心をグラグラ揺さぶられるんじゃないですか?
そうすると、その映画が10万円でも見たいって思うんです。
というか、この話しをしたら10万円払うから見せてくれと言われました。
コレがライティングです。
読み手を感動させること。
読み手に感動を与えるには、自分が感動することなのです。
▼ こうしたライティングをしっかりと学びたい方はコチラ
⇒ 【Mr.Y Total Writing college ~次代のコピーライター養成&支援~】
卒業後は、コピーライターとして仕事の依頼を受けられるようになります。