大好評だった前回までの記事

 ⇒ 『3秒で、心をわしづかみにするキラーコピーの法則・1』

 ⇒ 『3秒で、心をわしづかみにするキラーコピーの法則・2』

 ⇒ 『3秒で、心をわしづかみにするキラーコピーの法則・3』

 ⇒ 『3秒で、心をわしづかみにするキラーコピーの法則・4』

いきなりですが、ちょっと考えて欲しい事があります。

21才女性で、極度の方向音痴の女性がいました。

彼女はホントに、極度の方向音痴なんです。
会社への通勤だけでも、大変だったと言います。

一歩、会社の外に行く事になると、

簡単には会社に帰ってこれないんですから。

そんな事を繰り返しているウチに、会社を辞めて
自宅に籠もる事が多くなってしまいます。

会社は辞めてしまったし、自分から進んで外には出たくない。

楽しい事が外にあったとしても、
彼との出逢いがあったとしても、

道に迷う“不安”と“自己嫌悪”の事を考えると、
一生家の中から出たくないとも思っていたようです。

そんな彼女が、ある広告に目が釘付けになりました。

 【方向音痴のあなた、もう道に迷わずにすみますよ】

こうして彼女は、スマホを購入して有料のナビアプリを入れました。

そして彼女は、外に出る“勇気”と“自信”を得たのです。

 【これがあれば、もう、道に迷わない】

彼女にとって、それがどれだけの安心感や自信に繋がったのか、
私には想像する事しかできません。

でも、

この“コピー”があったからこそ、彼女は救われたんです。

この“コピー”と出逢って、彼女の人生は変わったんです。

これが、コピーのチカラであり、使命ではないかと思います。

『困っている人を助けたい』
『困っている人のチカラになりたい』

その気持ちが無いと、心を鷲づかみにするコピーは書けないでしょう。

『商品を売りつける』のではなく、
『商品を手にした時のイメージを伝える』

その商品を使うコトで、どう変わるのか?
何が得られるのかの、立体的なイメージを伝える事です。

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 人の抱える痛みや悩みを知り、
 解決策を提案する事で貢献する
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ま、本音と建前ってヤツになりますが、
柱とする“大義名分”は、必要ですよね~

でね、不思議なモノで、建前をいつも唱えていると

だんだん、本当にそう思えてきます。
本音と建前が徐々に近くなってきます。

それが一番、自分にとって自然な状態だからです。

そして、相手の気持ちになり、考えて、
相手の気持ちを想像できるようになっていきます。

それは即ち、心を揺さぶるコピーが書けると言う事ですね。