3月11日に発生したM9の東北地方太平洋沖巨大地震により、
亡くなられた方々へのご冥福をお祈り申し上げます。また、
被災された皆様、及び、そのご家族の方々に対しまして、
心よりお見舞い申し上げます。

一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

私が住んでいる札幌では、地震による被害はないのですが、
地震発生後から、全く仕事が手に付かない状況が続いています。

いろんな想いが頭を駆け巡り、思考がまとまりません。



被災された方の心境は、私の想像を
遙かに超えたところにあるでしょう。

『大変』とか、そんな言葉では言い表せない・・・

とても辛くて悲しくて苦しい、
でも、前に向かって進まなくては・・・

こんなサイトを見つけました。

『Twitter 心に残るつぶやき』

目頭が熱くなります。

頑張って!

■東北地方太平洋沖地震の被災者義援金について

『楽天銀行 義援金受付』

その他多くの所で義援金を受け付けていますが、
私は、ここを選びました。

■原発問題について

原発での事故が問題になっています。

福島第2原子力発電所2号機
出力:110万KW
沸騰水型軽水炉

圧力容器は、高さ約22M、内径約6.4M、肉厚約16CMの低合金鋼

冷却水を動かすポンプは、圧力容器内にありその数は、約360台
モーター1300台、弁が3万台・・・・

非常用のディーゼル発電機は、原子炉一基に対して
バックアップも用意されているはずですが、その全てが作動しない。

プルサーマルの場合、ウラン235の代わりに
核兵器に転用可能なプルトニウムを使用して・・・・

だからこそ、米空母が直ぐに駆けつけています。

原子炉を停止させる時には、通常は、起動させる時と同じだけの時間をかけます。
緊急停止『スクラム』には大きなリスクが伴うからです。

『原子炉が緊急停止したからOK』

そんな話しじゃない!

世界的に見て、脱原発が進む中で唯一の被爆国である日本は、
利権をむさぼる人達の『聖域』に守られて、減るどころか増やそうとさえしている。

地震国日本に於いて、こんな恐いことはない。

ましてやこの狭い国土の中に、不完全処理の核廃棄物を
どこに活断層が出来るか予測が付かないにも関わらず
地中に放棄するなど、将来を無視した行為。

原発を必要としていた時代は、もう過ぎてるのにね。

ちなみに、福島第一原発の1号機が最初に作られてから40年です。
原子炉では、そろそろ寿命を迎える年数です。

原子炉を解体・処理するには、作った時の2倍の費用が
かかると言われていましたが、現在では試算が出来ないと言われています。

※福島第2原発1号機の総工費は、3565億円(1982年)

■編集後記

今回の津波による被害は甚大でしたが、
チリ地震による津波の経験を生かして
防潮堤などの備えがありました。

阪神淡路大震災から、ビルの耐震補強が
行われた結果、震度7でも多くのビルが残りました。

今回の津波には、防潮堤の大きさは不十分
だったかも知れないけれど、もし、

もし、これがなかったら高台の避難所すら
流されていたかも知れません。

ビルの屋上で助かった人達もいましたが、
耐震補強されていなければ、それも出来なかったでしょう。

地震警報や津波警報にしてもそうです。
これは、世界的に見て とても恵まれた希な環境なのです。

と言う風に考えても、大勢の人が亡くなり、
家族を失った人の気持ちは晴れないですよね。。