最近の自己啓発は新興宗教なのか?
海に沈む夕日と水しぶきを上げる女性

自己啓発と新興宗教の違い

最近の自己啓発本というのは、
かなり曖昧なジャンルになってきてるのか、
とりあえずこのジャンルにしとけば売れるのか、

これは宗教じゃねぇのかって感じですよねぇ

「セミナー受けたヤツいるけど、キモイわぁ」

私自身、30年前に自己啓発のトレーナーを
していた経験があるのですが、キモクはなりません。。

それって、テンションが高いだけで、
偽りの状態だから“キモイ”んですよ。

自分を認知できて、心が解放されているなら、
誰から見ても魅力的な人に見えるはずです。

自己啓発本をありがたがるとか、
もはや意味わかんないですよ。

自己啓発の意味は、goo辞書をみると

「本人の意思で、自分自身の能力向上や精神的な成長を目指すこと」

例えば、スキルなどの向上ならば
技術書などに分類されるわけだよね。

なので、主にメンタルな部分の向上が目的となる。

そこで宗教関係の書物に目を通すのは有りだし、
成功者の自伝や、その類いの本を読むのもイイ。

そこには「本人の意思で」読みたい、学びたいと
そこで自分の意思が反映されているからOKなの。

だけど、一方的に「こう有るべき」とかは筋が違う。

この傾向がセミナーにも現れているから、
壁が残っているのに解放された振りをして
それで周りから“キモイ”って思われるんです。

でね、問題はジャンルが違うとかじゃなくて、
今、求められているのがそこだと言うこと。

自分で考え、気づき向上するのではなく、
誰かに一方的に教えを与えられること。

しかも、ベクトルが社会じゃなく
自分に向いているってコトが問題。

この流れでアセンションについて書くのは
あまり適切ではないかもしれないが・・・

アセンションと自己啓発

アセンションとは、
精神性の向上という意味も有るようなんです。

ある意味、これも自己啓発??

仏教の悟りを開くとか、
そっちの方がイメージが近いようですね。

しかしアセンションというとどうも

「宇宙人からのメッセージを受信した」

的なイメージが強く、意味不明な言葉も多い(^_^;

まぁ、終末的思想も含まれるし、
どれが真実なのかも見当も付かないが
共通しているのは個々人の魂の成長なんです。

つまりメンタル面の向上を説いています。

でね、これら出自の異なる思想が、
これからの時代は、精神的な価値が重要になる。

という奇妙な一致を見ているんです。

つまりこうです。

【物質的豊かさではなく】
【精神的な豊かさが大切】

ところが、ビジネスにおいても
この傾向が強くなってきてるんです。

「おもてなし」の心に通じるモノね。

どこに付加価値を求めるのか、から、
商品の価値は精神的な部分で決まる。に。

「そんなこと昔から言われてたじゃん」

そうですね、300年も前から言われてることです。

今のように平和ボケした時代から。

この時代に生まれた思想から、
日本の名だたる大企業の多くが生まれました。

来週、この思想のことを紹介しますね。

それではまた♪