「何サイト作れば、○○万円稼げますか?」

「何日頑張れば稼げるようになりますか?」

こうした具体的な数字を人に求めている内は、
まず、あまり稼げてはいないでしょう。

同様に、

「10000サイト作ったけど、1円も稼げませんorz」

この思考って、簡単に書くとこれなんです。

『仕事を与えられる』→『与えられた仕事をこなす』

アフィリエイトを含めたネットビジネスって、社員でもアルバイトでもなく
誰もが経営者の立場になって考える必要があります。

だから、自分自身に指示を出さなきゃダメなの。

「いや、だからその目安が欲しいんジャンか」

その気持ちは分からなくもないんですが、

サイトやブログって“製品”等のように
企画や品質が定まったモノじゃないですよね?

強いて言うなら・・・・木彫りの熊(笑)

ちょっと例えが悪いかも知れないけど、

同じくらいの大きさで、同じくらいの価格で
あなたが彫った木彫りの熊と、
もう一人の誰かが彫った木彫りの熊と
同じ1000体彫って、どちらがどのくらい売れるでしょう?

初めて作ったサイトと、初めて彫った木彫りの熊。

あなたが1000体、木彫りの熊を彫る内に、
ドンドン上手くなっていくでしょう。

でも、上手く彫れるようになったからと言って、
それでガンガン売れるわけじゃないですよね??

それって、自己満足でしかないからです。

『俺はこんなに上手く熊が彫れるんだぞ』って。

それでも、以前よりは確実に売れるようにはなっているはずです。
でも、やっぱりそれは自己満足であって、
相手が存在していない“物”でしかないんです。

あなたの彫った熊を見て、『これだ!』って思わせるモノ。

それは『イメージが膨らむ』、『共感する』、『感動する』・・・・
そういった心を動かされるモノが彫れるようになったら、
何体彫れば、いくらいくらになるって計算できるでしょう。

サイトも同じで、最初の1000サイト、1万サイトなんて
練習でしかないんですよ。

だから、それをいくら数えても意味が無いんです。

木彫りの熊で言えば、10体彫っただけでマスターできる人もいれば、
1万体彫って、ようやく感覚を掴める人もいるでしょう。

サイトを作るのも同じで、ツールにかければ
3万サイトだって1日で出来ちゃいます。

それでは意味が無いんです。

その3万サイトすべてが、意味のあるサイトでなければね。

“意味があるサイト”とは、“存在理由が明らかなサイト”ってこと。

・・・・・あ、逆にわけわからないか(^_^;

ちょっとニュアンスが違うが、
“サイトの目的が明らかである”と言えば解り易いかな。

売れるサイトにはそれぞれ個性があって、
感心させられる部分があります。

逆に売れないサイトは、何も感じません。

それ以前に、検索結果に並んだそのサイトを
わざわざ見たいとは思わないですよ。

今、モノ凄く大事なポイントを書いたんですが気がつきましたか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
それ以前に、検索結果に並んだそのサイトを
わざわざ見たいとは思わないですよ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

“見たい”と思われないサイトを、
幾つ作っても稼げないってコトです。

“見たい”って思われるサイトを作るために、
数稽古と、マーケティングやターゲティングを
身体で覚える必要があるってコトなんです。

これって、根本となる部分は変わらなくても
枝葉の部分は常に変化しています。

それでも、枝葉の部分だけがポツンと
宙に浮いているわけではないので、
どこかに繋がりがあるのです。

上記のように“見たいサイト”というモノには、
求めているサイトを探すためのキーワードの選び方も含まれてきます。

手当たり次第に作るのも一つの方法。

勘を働かせて、ちょっと調べて見るのもそう。

ツールで検索数の多いキーワードを片っ端から調べて、ライバルの少ない
稼げる確率の高いキーワードを全自動で絞り出させるのも一つの方法。
『ブラウニー』というツールで出来ます)

デモね、多くのサイトを自分の目で見て、自分で調べて
“勘”を鍛えるのが一番なの。

“勘”というとセンスみたいに感じるかも知れないけど、
そうじゃなくて、頭の中にそういう回路を造っちゃうってコト。

そろばんやっていた人が、暗算できるのと同じようなモノ。

だから、こういう回路が頭の中にデキルと
ツールを使うまでもなく、ちょっとした情報だけで
稼げるキーワードかどうかの予測が瞬時にデキルようになる。

どうかな?

まだ何サイト作らなきゃならないか知りたいですか?

それでは逆に質問します。

あなたは何サイト作れば、“見たい”と思わせるサイトを作れるようになりますか?

あなたは何サイト作れば、成果に繋がるサイトを作れるようになりますか?

あなたは何サイト作れば、ライバルに勝ちやすく、
検索されやすいキーワードを見つけられるようになりますか?

今思いついたんですが、先程のようなキーワード系のツールを使いながら、
“見たい”と思わせるサイトを作っていくのが早道かも知れませんね。

そうすれば、アクセスが来る可能性が高くなるので、
相手の反応をアクセス数と成果という数字で評価できます。

“良い”のか“悪い”のかが客観的に判断できた方が
より少ない練習で、効率よく進められるでしょうね。

とは言え、練習しなければならないことに変わりありません。

『私は何時間の練習すれば、プロのトランペット奏者になれますか?』

その数字を正しく答えられる人はいないんです。

・・・・あら、いつの間にか長文になってしまった(^_^;

でもね、
『考えずにデキルようになるまで練習しろ』って
部活で先輩に言われたのを思い出します。

プロのスポーツ選手にしても、プロ選手になったからと言って
練習をしないかというと、より精度や確度を高める練習をしています。

それと比べたら、全然たいしたことじゃないですよね。